オープニングサービスステーションはみんなのオアシス
職場としてのサービスステーションを知ってほしい大規模災害に強いサービスステーション

社会、経済の次世代を担うキミたちへ。

時代は常に変化を求めている。それは石油業界にとっても同じことだ。時代に合わせて変化してきたサービスステーションの魅力・将来性をこのページで感じてほしい。

ガソリンスタンドからサービスステーションに
 その昔――ガソリンスタンドと呼ばれていたころの私たちには、どこか油のにおいの染み付いたいそがしい職場というイメージばかりがあった。もちろん、そのとおりみんな一生懸命働いた。楽しみや達成感、そして人生の糧も学んだ。でもやっぱりイメージは大切。時代とともに成長したわたしたちの姿をお客様に、そして君たち若者に知ってもらうことは大切だと思う。現在の姿、それがガソリンスタンドからサービスステーションへの変化なんだ。 

 

サービスステーションにできること
 給油するだけのガソリンスタンドからより広くサービスを提供できる業界へ・・・。君たちも給油するついでにゆっくり店内をのぞいてほしい。各ステーションが取り組んでいるお客様へのサービスに多様さにびっくりするかも知れない。
 例えばショールーム感覚でクルマに関する情報、商品を眺められる店内がある。 

 おっと、クルマに関する情報が豊かなのはある程度想像しやすいと思うけど、こんなものまで提供しているのは知っていたかな?ズバリ、「サービスステーションでお買い物」がコンセプトだ。

 SS内の敷地に併設されたコンビニエンス。普段からの利用はもちろん、給油レシートなどで特典を設けているSSもある。
 そして、最近の取り組みでかなり認知されてきた「かけこみ110番」だ。これは専用のページでも詳しく説明しているから、そこを参照してほしい

 このような私たちの取り組みから、きっと職場としての石油業界に魅力を感じてもらえることだろう。ではここで、サービスステーションでずっと働いてきた先輩に、業界の魅力を語ってもらおう。

 僕がSSに就職したのは昭和48年のことでね。かれこれ30年になる。しかしそのころの石油業界は大変だったよ。よく知られていることだが、オイルショックが日本中を席捲していた時期だったからね。ほんと厳しい時期に就職したことになるよ。
 でも、スタッフとして働くために必要な礼儀作法、業務知識など、いろんな教育を通してたくさんのことを学ぶにつれ、石油業界に就職してほんとうに良かったと思った。これまでずっと、そして今も心がけていることだが、お客様とのふれあいを通して信頼関係を築く、そして喜んでいただくよう努力する。僕らもそのプロセスを通して満足を感じる。魅力はこの一言に尽きるね。
 話は戻るが、オイルショックの時期にはほんとに大変だった。SSと言えどもガソリンが足らないのだから。お客様がせっかくいらしても、給油制限で満タンにして差し上げられない・・・これはほんとにつらいことだった。幸い今は安定供給できるようになって、そんな苦労は昔話になってしまったけれども、そういうつらい時期を通して学ぶことも多かったと思うよ。
 これから就職を考えている君たち。石油業界は君たちの人間形成に大いに役立つはずだ。SSのスタッフにさわやかなイメージを持っているひとは少なくない。もちろん、その経験はSS店長にステップアップしたときに活きる。さらにがんばって本社幹部を目指すのも良い。最近はSSの恵まれた立地条件などを生かした多角事業にも取り組まれてきている。そういった拡がりのある業界。やりがいのある仕事。それが今日の石油業界だ。君の夢を実現するための教育はかなり充実している。是非夢を持って来て欲しい。

少し緊張した「職場体験学習」
 大人の職場を体験することで、社会性を身につけようという一環でこの日も、中学2年生の二人がサービスステーションの「職場体験学習」に訪れていた。
 初めは慣れないことばかりでとまどいもあったが、気さくなスタッフの心遣いもあり、次第に積極的に仕事に取り組むようになっていた。
 感想を聞いてみると、「給油するのは簡単そうで難しい・・・」「準備しないといけないことがいろいろあって、覚えるのが大変だった」と率直な感想を語ってくれた。最後にこの体験から学んだことは?と訪ねると、「仕事の大切さを実感しました」と中学生ながらに、初めての体験学習で得たものは大きかったようだ。
 この若者の中に、次の石油業界をになう人材が現れるかも知れない。