ガソリンの運搬と貯蔵について

灯油用のポリ容器にガソリンを入れてあった為に、誤ってストーブにガソリンを給油して火事になったケースがあります。また、平成15年9月には名古屋市において「立てこもり爆発事件」が発生いたしました。これには、容疑者が給油所でガソリンを18Lポリ容器8個分(144L)購入したことが確認されています。

給油所は、危険物である自動車等の燃料を所定の給油設備によって、その燃料タンクに直接給油する施設です。よって原則的には、小分け作業を予定していない施設である為、「小分け行為」は認められていませんが、社会的な要求等から指定数量未満の小分けは容認されています。

しかしながら、ガソリンの小分けは、法令に定められた容器(金属製の堅固なもの)に収納しなければなりません。
定められた容器以外の容器に小分けした場合には、取扱基準違反となります。

この為、18Lポリ容器や4L缶等への小分け給油を禁じています。

ポリ容器は、石油類を材料として作られている為、揮発性の高いガソリンを入れると容器が侵され、変化したり漏れる恐れがあります。

火災予防・誤給油の防止の為にも守って下さい。

PR用ポスター

ガソリンを携行缶で購入される皆様へ

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